ル・コントワール・ブノワ

大阪テロワールとフレンチビストロが出会う場所

大阪のビジネスと文化の中心西梅田の「ブリーゼブリーゼ」最上階で、「ル・コントワール・ド・ブノワ」はボリューム感のあるビストロ料理をご提供いたします。手ごろな価格、あたたかくてコンテンポラリーなデザインの内装…アラン・デュカスは、大阪の人々が好きなものをここに集めたいと考えました。そこでは質の高いフランス料理と、堅苦しくない、まるでフランスにいるかのような美食体験をお楽しみいただけるでしょう。

ブノワのエスプリ

1912年、パリにオープンした『ブノワ』。そのフランス伝統料理やマリーおばあちゃんのレシピはすぐに評判となり、オープンと同時に一躍人気店となりました。それからほぼ100年が経つ現在も、『ブノワ』はかつてと同じ場所で、暖かく心地よいレストランとして、パリのお客様に愛されています。2005年に『グループ・アラン・デュカス』が営業権を受け継いでからは、伝統ある店に新風が吹き込まれただけでなく、国を超えた新たな光が差し込まれたのです。

常連客でアーティストのルサージュ氏がある晩この店に残した言葉 ≪ Chez toi Benoit, on boit, on festoie en rois ≫(大いに飲んでご馳走がたらふく食べられる愛すべき店)は、いつまでも変わらない『ブノワ』のエスプリを伝えています。

料理

メニューには、ビストロ料理の王道が並びます。

しかしその伝統的フランス料理には、日本の風土、特に大阪へのオマージュが隠されています。トリュフやフォワ・グラなどのフランス産の食材以外はすべて、日本の食材を使用します。例えば、野菜は地元農家とれたての有機野菜など、また岡山産のエクルヴィスを初め、魚介は定評の大阪湾~淡路島~和歌山からの新鮮なものを中心に、牛は赤身の肉質が良い徳島のすだち牛、そして関西産の鶏、国産の豚などを厳選いたします。*産地は諸状況により変更します。

日本人が大切にする、自然の移り変わりを尊重し旬を取り入れた料理は、アラン・デュカスが抱く季節の料理への情熱と呼応します。

デザートにはフレンチビストロならではの味わいをご用意します。お食事の最後には、ババ・オ・ラム、イル・フロタント、ヌガー・グラッセなどをお楽しみください。

ワイン

セレクションは、フランスのワインを基本に、気の置けない仲間と、気軽にお楽しみいただけるものをご用意しています。「ル・コントワール・ド・ブノワ」ならではの小さな造り手のワインもございます。

ビストロにおけるワインのテーマ、それは“フェット(パーティー)”です。発泡酒はシャンパーニュ地方の伝統銘柄であるシャンパンを始め、アルザス、ブルゴーニュ、ロワールそしてラングドックなどフランス産、またスペインやイタリア産のスパークリングワインなど20種類の中から、パーティーを始める乾杯の一本を選んではいかがでしょうか?

料理に合わせるワインは、フランスの多彩なテロワールからご提案します。
ワイン・リストはメニューによって、またソムリエのワインとの出会いによって、随時更新されます。

内装

デザイン -空間のオーセンティシティと大阪への調和のバランス-

デザインを手がけるのは、「SIMPLICITY」を率いる若い日本人クリエイター、緒方慎一郎氏です。「アラン・デュカスの大阪への想いを尊重し、大阪に似合うフレンチビストロを作りたい。」〈緒方慎一郎氏〉その結果、錫等の伝統的な素材を様々な箇所に使い、コンテンポラリーで温かみのある、親しみやすい雰囲気が生み出されました。

店内に入ると、その空間のダイナミズムを感じていただけるでしょう。左手に14席のコントワール(カウンター)、右手にはバーがあります。コントワールの後ろには、厨房が広がり、シェフたちの動きを見渡すことができます。これは、カウンター越しに料理人が刺身をひいたり、魚を焼いたりする《割烹》のスタイルから発想を得ており、このコントワールの存在が、店全体を気軽で心地よい雰囲気で包んでいます。ダイニングへと進むと、心地よい雰囲気はそのままに、しかし店内は少し落ち着いたトーンに変わります。明るい木の壁と磨りガラスのパーテーションが空間にアクセントをつけ、赤の心地よいソファは、コンテンポラリーなラインを描きつつも、ビストロのエスプリを醸し出しています。ダイニングからは大阪市内、そして日本の古都、奈良の山々までを見渡す景色をご覧いただけます。また8月には、夜空に花火をお楽しみいただけます。

緒方氏によるフレンチビストロと日本の対話には、多くの緻密な思考が散りばめられています。フレンチビストロを象徴するようなフォワ・グラの入った陶器のポットや銀のパティスリー台、ガラス製のチーズ用クロッシュなどと調和して、日本の存在感が生きています。特徴としては、大阪テロワールをテーマに、店内を飾る絵画等のアートに大阪で活躍中の若手アーティストを起用したところです。エントランスを入ってまず目に飛び込むパリ・大阪をイメージさせたイラストや店内のミラーエッチングを飾るイラストは、大阪で人気のイラストレーター千秋育子氏によるものです。また店内とプライベート・ダイニング・ルームを飾る抽象画は、大阪を代表する若手アーティスト、津上みゆき氏および田中秀和氏の作品です。モノクロ写真は、パリ・大阪の橋をテーマにブノワのために撮り下ろされました。インテリアにも大阪の技術を多用しています。使用されているマテリアル、また随所にみられる錫の造形やミラーエッチングの技術、木工の技術などは、地元大阪の職人の手によるものです。店内に彩りを添える赤いシートファブリックは、日本を代表する京都の織物メーカー川島織物で特別に織り込んだ生地を使用しています。

モダンで日本的なデザイン、そしてフレンチビストロのエスプリ…これまでの説明の詰まるところ、それは「ル・コントワール・ド・ブノワ」が異なる様式が結びついた心地のよい場所になっているということです。テーブルでの楽しい時間は、日本でも、フランスでも、どこでも同じです。ぜひ私達とご一緒にすばらしいひとときをお過ごしください。

テーブルアート -伝統をコンテンポラリーに表現する-

「ル・コントワール・ド・ブノワ」はフランスのビストロをただ大阪へ持って来たというものではありません。フランスの伝統を確実に踏まえ、それを今の大阪で息づかせるオリジナルなクリエーションなのです。アラン・デュカスのこの考えは、テーブルアートにも現れています。例えばテーブルのように、ビストロを象徴する伝統的なアイテムとそれ以外の世界から取り入れるコンテンポラリーなアイテムを同時に合わせるというものです。

伝統的そしてコンテンポラリーなものひとつひとつが絶妙なバランスとダイナミズムの中で呼応し、ごまかしのないオリジナルな場所を造ります。「ル・コントワール・ド・ブノワ」は、大阪にあって、フランスのビストロのエスプリがある場所です。

スタッフ

山本良樹/総支配人

大阪のホテルに5年勤めた後、南仏カンヌ近郊のラ・ナプールにあるレストラン「ロアジス」でサービスの経験を積む。その後「ザ・リッツ・カールトン大阪」のレストラン・マネージャーを経て、「ブルガリ・ホテルズ&リゾーツ」のホテル・バリと東京レストランツの開業に携わる。

大東和彦/エグゼクティブ・シェフ

福岡生まれ。33歳。22歳にしてシェフを志し上京。2000年に渡仏し、2002年よりパリの「タイユバン」にコミとして入る。2003年から1年間、「ホテル・プラザ・アテネ」にて部門シェフを務め、進化する最先端のフランス料理を経験し、アラン・デュカスのエスプリを学ぶ。帰国後、2005年より東京の「ブノワ」オープン時から副総料理長を務め、確かな調理技術と厨房におけるコミュニケーション力で総料理長マッシモ・パスカレッリを支えた。

波多江 篤/シェフ・パティシエ

北海道出身 東京の有名ペストリーショップ数店にて経験を積み、2007年「ブノワ」東京に入店。同店にてパティシエを務め、 のちにグループのbe(boulang é picier)にてシェフ・パティシェを務める。 グループ・アラン・デュカスでの数々の経験をもとに、このたび「ル・コントワール・ド・ブノワ」のシェフ・パティシェに2009年10月着任。

長井 亨/ダイニング・マネージャー  浦上孝彦/シェフ・ソムリエ

長井 亨(ながい とおる)
長年大阪の「リーガロイヤルホテル」のレストラン「シャンボール」にてフレンチサービスに従事し、大阪のレストランサービスを牽引する。2000年にはサービスの技術コンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」にて優勝し、日本一のサービスマンとなる。
その後、ミシュラン3ツ星を誇るフランスの「オーベルジュ・ド・リル」名古屋出店時の開業支配人、神戸ハーバーランドのホテル開業を経て、2009年11月より「ル・コントワール・ド・ブノワ」へ。

浦上 孝彦(うらかみ たかひこ)
料理人として10年ほど厨房を経験した後、ワインに対する情熱に目覚め、ソムリエに転向。すでに25年のキャリアを持つ、関西を代表するソムリエのひとり。神戸の「オーベック・ファン」、天満「クゥー・ド・フランス」でソムリエを歴任。
グループ・アラン・デュカスのシェフ・ソムリエ、ジェラール・マルジョンと共に、最高の状態のワインを提供する。

 

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